こんにちは!かるぅです。
突然ですが、みなさんは詩をよく読みますか?僕は割と詩集を読みます(笑)
多くの人は小説とか説明文とかをよく読むのではないかと思います。それでも国語では問題として出てきます。
しかし、これから教える3つのポイントを押さえれば詩に触れたことがない人でも大丈夫です!
ぜひ最後までお読み下さい!!
前回の国語全般の勉強法について書かれた記事も載せておくので、合わせてお読みください!!
▼工夫一つで変われる!長文が苦手な人のためのおすすめ国語勉強法 | かるスタディ (karu-study.com)▼
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詩とは?
詩と聞いてもなにが詩なのかは線引きが人によって違うこともあるので、この記事の中での詩を定義しておきます。
大まかな定義としては「文字で書かれていて人を感動させるもの」と述べている文献も見られますが、ここでは「文字で書かれており、自然や人から受ける感動を書いた短歌・俳句以外の詩」とします。小説なども省きます。
小中の国語に限れば、短くて連があるものと言えば分かりやすいと思います。
塾で使用しているワークなどの分け方に近いようにしています。これを踏まえた上で参考にして下さい!
詩を解くポイントその①
まずは詩を読み解く上で欠かせないもの、それは表現技法です!表現技法とは誌を読み解く上で大切であり必ず問われます。
しかし、入試での比重や低いためすべてではなく必ず覚えておいて欲しい4つを解説したいと思います。
比喩
まず最初は比喩(ひゆ)です。これは作者の伝えたいことを読み取るときに大事になります。比喩を分かりやすく言えば例えですね。この比喩の中でも2つに分けられます。
1つ目は直喩です。これは詩の中で分かりやすく書かれているため見つけることは簡単です。例文で考えてみましょう。
倒置法
次に大事なのは倒置法です。倒置法とは、普通の語順を逆にしたものです。これにより作者の伝えたいことが強調されるのです!
よく「正しく書き直しなさい」という問題が定期テストなどで出題されます。
つまり、どの文が倒置法なのかだけでは無く、どこがどのように倒置法に変わっているのかを読み取る必要があります。
こちらも例文を見てみましょう。
体言止め
次は日常でよく使うこともある体言止めです。体言止めとは、行末を名詞で止め余韻を残す方法です。
多くの詩でさりげなく使われているにもかかわらず、入試などで問われる頻度は低いです。
しかし、全く聞かれないわけではありません。
定期テストなどでは、体言止めがあることでどのような印象を与えるか、を選択式で問われています。
国語が苦手な人でも分かりやすい表現技法なので、完璧にしちゃいましょう。
ここでも一応例文で確認しましょう。
対句
最後は対句です。
対句とは相対する言葉を並べて印象を強める技法です。
例えば、「青い空、白い雲」がよく例として出されます。
このように、「青」に対して「白」が、「空」に対して「雲」が相対する言葉になっています。
こうすることでその情景が印象強くなります。
相対する言葉が1つでもあれば対句と言えるので、他に比べて少しだけ見つけるのが難しくなります。
ここでも例文を確認しておきます。
いかがでしょうか。
ここでは「よろこびだ しかしかなしみでもある」以降3文が対句となっています。
この詩は抜粋ですが、他の場所で「ぼく」として出ている人物の気持ちが描写されている文章です。
自然に対する「ぼく」の気持ちが印象的に描かれています。
このように、よく出てくる、しかも感情や情景を読み取るときに必要になる4つの表現技法を解説しました。
これらを見分けられるようになれば、かなり問題が解きやすくなるでしょう。
ただ、まだ完璧にするには足りません。
その他のポイントを次で解説します!!
詩を解くポイント②
次のポイントは、題名を確認しておくことです。
これはあまりイメージというか、予想できないことだと思います。
しかし、詩の題名は作者がその作品に込めた気持ちやイメージが現れます。
例えば、四季が題名に入っていれば、その季節を表す言葉が必ず詩の中にあるはずです。
設問でそれを問われることもあります。
また、題名を意識しておくだけで詩の読み方が変わりますし、問題を解きやすくなることもあります。
これに対して、何か特別に勉強をする必要はありません(心配なら、題名を確認する前に詩を読んでみて題名を予想してみる練習をやるといいかも!!)。
問題を解く前に題名を確認することを忘れずに!
詩を読み解くポイント③
最後のポイントは、主観的にならないことです。
これが最も大切かもしれません。
詩というのは、作者の思いがこもっています。
そのため、何かを見たり聞いたりしたときの感情は作者の感情です。
作者の感情とあなたの感情は必ずしも同じではないですよね。
読むときにあなたの感情が入ってしまうと解答が変わってしまうので、客観的に読めることが重要になります。
これは詩だけではなく、物語における登場人物の感情や随筆における筆者の意見も同様です。
主観的にならないだけで設問の正答率も上がってくるでしょう。
ぜひ意識して問題を解いてみましょう!!
まとめ
いかがでしたか。
最後に、詩の読み方の3つのポイントをおさらいしておきましょう。
- 表現技法を理解する
- 題名を確認する
- 主観的にならない
この3つのポイントを意識して勉強に取り組んでみて下さい!
それでは!